Microchip ID System  マイクロチップ ID システム

マイクロチップセット  挿入位置とスキャンする場所 日本のマイクロチップについて

 



マイクロチップとは

マイクロチップは世界で唯一の固体識別番号を何と25年以上もの耐久性のある米粒大のカプセルにインプットし、動物の皮下に挿入するものです。


もしも、自分の愛犬が迷子になり、運悪い事に、首輪につけていた名札や登録タグが取れてしまったら?!
もう何処の誰の犬かまったくわからなくなってしまうのです。 
その様な心配無用にしてくれるのがこのマイクロチップです。


マイクロチップ本体
米粒位のサイズ。 
これにナンバーとアルファベットの

組み合わせ、10〜15桁が入っています。

インジェクター(インプランター)
マイクロチップを皮下に入れる注射針


マイクロチップのメーカーは大まかに次の様なものがあります。

AVID(アメリカ)

Destron(アメリカ)
Datamars(スイス)
Trovan(イギリス)

我家が挿入しているのはDestron(デストロン社)のもので、アメリカンケンネルクラブの関連団体であるCAR (Companion Animal Recovery)  HomeAgain が登録先となっています。
アメリカンケンネルクラブに登録する為にはマイクロチップが挿入、登録されている事が前提なのでマイクロチップの
入っていない犬は登録出来ない仕組みになっています。 (過去にすでに登録済みの犬はこの対象外)




マイクロチップセット

1-マイクロチップ本体
2-挿入器
3-
マイクロチップナンバーの入ったタグ
4-AKCへ送る書類



どちらのサイトでもオンライン登録、引越しした際には住所変更等が可能です。
いつでも登録してある愛犬の記録を確認する事が出来るので大変便利です。
▼ HomeAgainのサイトでの確認画面





挿入位置とスキャンする場所

国によって入れる位置が違います。

 

首の付け根〜背中 中央

オーストラリア、カナダ、日本、
ニュージーランド、イギリス、アメリカ
 

 

耳の斜め下 左側

その他ヨーロッパの国々 

 

 

 

 

 

 

スキャナーを黒い四角のあたりゆっくり動かすことによって、マイクロチップを感知します。 

 

感知したと同時にスキャナーのスクリーンにその犬のナンバーが現れます。






日本のマイクロチップについて

日本では以下のメーカーのマイクロチップが現在のところ使用されている様です。


メーカー 日本での製品名 輸入販売会社 Website
AVID(アメリカ) AVIDマイクロチップU 共立商会
Destron-Digital Angel(アメリカ) ライフチップ 大日本住友製薬
Datamars(スイス) アイディール 富士平工業
Trovan (アメリカ) AGEトロンID-162 サージミヤワキ



それぞれのメーカーは ISO規格(
ISO: International Organization for Standardization 国際標準化機構)に準じた
物と、独自の物の両方製造しており、ユニバーサルリーダー EXと言うリーダーを使用する事によって
どのメーカーのものでもスキャン出来るシステムです。



マイクロチップの番号について

日本の国コード 392
日本中医師会動物ペット登録コード 14
メーカーコード この全部が合わさったトータル15桁がその犬唯一の
AVID (共立商会) 30 マイクロチップナンバーとなります
Datamars(富士平工業) 10 例)  392 14 80 XXXXXXXX
Destron(大日本製薬) 80
個々の犬の個別コード 8桁





マイクロチップは大変画期的な犬の登録システムと私は信じています。
日本では、異物を体に入れるなど、可哀想といった意見もあるようですが、愛犬が路頭に迷って食べる物も飲み水も与えられないまま、また保護されたとしても、何処の誰がオーナーかわからず、シェルターや保健所でつらい時間をすごし、挙句に安楽死させられてしまう等と言った状況と比較していったいどちらが本当に可愛そうなのでしょうか?

マイクロチップは注射と同じなので麻酔ももちろん必要ないですし、うちの犬たちに挿入した時も、見ているとほとんど何も感じていなかった様子でしたので挿入の際、痛いのではないかと言う心配は無用な様です。

もし迷子犬にマイクロチップが挿入されていれば事は簡単です。 

迷子犬を見つけた人が獣医などに連れて行くと、Scanner (Readerと呼ばれることもある)を持っていますからそれでスキャンするとReaderの小さなスクリーンに10〜15桁の文字+数字のコンビネーションが読み取れます。
それから登録先の団体に連絡すればデータベース中から探してくれて一見落着、飼い主さんの元に無事帰れる、と言う訳です。

各団体のWebsite上でも検索出来る様になっているところが多い様です。




私がドイツ、スイスに行った時点ではTattoo(刺青)が主流でした。 耳の内側にナンバーを刺青するのです。 
これも永久的なもので通常は消えたりしません。 
これはスキャナーなど要らず、目視する事ですぐわかるのでより便利かもしれません。 
しかし、迷子になっている間に他犬と喧嘩になり耳を噛まれたりしたらもう判らなくなる可能性がありますね。 
又、犬の年齢が進むとともに薄れて見えにくくなる可能性もあるそうです。
 

私は個人的にMicrochipを全面的にお勧めです。 一部の国ではhumane(人道的)ではない、とし反対しているところもありますが、
長い目で見て、考えてみてください。   もしあなたの愛犬がどこの誰かわかればすぐにあなたの手元に帰って来て”感激のご対面!”となるはずなのに、身元不明がゆえに、路頭に迷い、おなかを空かせ、挙句にHumane Society(日本では保健所)で一定期間過ごした後、安楽死と言う悲しい結果に成り得る可能性も高いのです。

                                    Oct. 2000   Written by Setsuko
Revised : Apr 2006