最近、通販でこのような本を見つけて購入しまた。  分かり易い英語で読みやすく、又内容も初めて手作りご飯をやる人たちにも大変理解しやすいものだったので数ページ抜粋してみました。

すでに手作りご飯を始めて長い人にはもう、日本語で色々な書籍を読破し、ご存知のことばかりかもしれないが 米国の本と言うことで、新たな気持ちで少し読んでいただければと思って訳しました。

 

筆者 :キムジー シュルツ

 

Species-appropriate Nutrition - 種族に適切な栄養素

なぜ、食餌の質があなたの大切なペットの健康を左右するのでしょうか。  単純に言えば、食べ物は体の燃料であり、それなしでは人生(犬生)はありえません。

病気に対抗できるImmune System(抗体システム)や犬生の質は食餌のタイプと質によるのです。

市販のペットフードは非常に便利に作られておりますが、体に必須な酵素に欠け、単にFixed Food(人工的にプロセスされたフード)のみで、なんらバラエティーに富んだフレッシュな食材はありえません。   すべての素材は火を通されておりその素材を活かす率は少なく、フードのうちの何種類かは危険ですらあります。  少し時間を取って自分がこのようなものを自分が、または自分の子供に食べさせるでしょうか? 答えはNOですね。 ならばあなたのペットにも同じことが言えます。

それぞれの種には、それぞれの累代から繁栄を続けて来た適切な食物があるのです。 それぞれの種には生理学的に適切な食物に対する需要があります。

もちろん、犬族はユーカリや草を食べるようには体が設計されていません。 犬たちの消化システムは少なくとも一億二千年前から先祖代々継続されてきているのです。 彼らの生理機能によると、犬たちは肉食獣となります。 彼らの歯は獲物を捕らえ、皮膚を引き裂くように作られています。 犬たちの消化システムは短時間で食物を消化できるようにデザインされており、消化の為の、特別な消化酵素を必要とするように出来ています。

犬種としての外見は我々人間がかなり変化を作りましたが、従来の肉食動物としての機能はなんら変化していません。

Raw Food  -  生食

Dr. Pottenterは調理済みのフードを与えられたものと、生食を与えられたものにおける健康状態の相違を見出しました。

もちろん、生食を与えられた方は健康そのもので、 生殖活動も正常であり、生まれた子供達もサイズ的にも粒そろいでした。

その一方、調理済みフードを与えられたものは健康状態が良くなく、その状態は3世代先になると生殖機能もすっかり衰えていました。  また、行動異常、各種アレルギー、スキンプロブレム、寄生虫、内臓の異常な働き(心臓、膵臓、肝臓、腎臓、膀胱など) 神経システムにまで炎症を起こしていました。

 

 

肉食動物たちの体は生食から必要な栄養素を摂取するようにデザインされています。

多くの成功している動物園などでも、生食を与えない限り、動物達の健康を維持し、子孫を残す生殖活動が行われない事を証明しています。

調理する、または熱を加えることにより食物の分子構造を変化させてしまうからです。

この変化が、体外から来た食物を消化し、適切な成分として転換しづらい状態を作リ出すのです。

 

 

肉食動物にとって、調理済みの食物は消化にさらに時間がかかるので、動物の体にさらなる余分なエネルギーを必要とさせます。 熱はまた、健康維持のために必須である酵素と抗オキシダントを破壊するのです。

残念なことに、この必須である酵素は自己供給量だけでは足りないのです。  従って生食からその不足分を補うようになっています。

調理済みフードには酵素がまったく含まれていない為、膵臓が消化の為に酵素を要求した時に大幅に不足している状態になるため、不足している過酷な状況で機能しなければいけなくなるのです。 このように過酷に働きつづけた膵臓が疲れきってしまった時には、白血球が消化を助ける為に送り込まれるのですが、この白血球は自分自身の酵素を活動の為に消費してしまうので 本来の役目であるバクテリアを退治するなどの機能が当然衰えてしまうことになるのです。 従ってその固体(動物)の抗体システムも弱まってしまいます。

 

 

又、調理することによって、不可欠な脂肪酸をも形を変えてしまいます。 この脂肪酸が熱を加えられたり、日光にさらされたりすることにより、トランス脂肪と言う危険なトキシンに変化し、その固体を弱らせる結果となります。

研究結果により、このトランス脂肪は、生殖機能、抗体システム、細胞膜、心肺機能を衰えさせルことが明らかになりました。

 

Ultimate Diet - 究極最高の食生活
■ 神経質なまでにパーセンテージで食材を計算しないこと。

ドッグフードにはすべての内容がパーセンテージで表示されていたりしますが、自分自身、また子供達にプロテインが何% で、ファイバーが何%などと言う風に食事を作ったり食べたりしていません。 ペットたちの食事作りにも同じことが言えます。

ですから、細かいパーセンテージを考えることはやめて、食物のグループとバランスについて着目する事が大切です。

 

 

各種の食物の量は運動量、天候、その固体の性格、成長度合い、体質やその他の要素によってさまざまですーーー 丁度我々人間のように、です。

肉食動物が獲物として捕らえる草食動物を思い浮かべて見てください。

たとえば、ウサギ、鳥、ねずみなどは多くの赤肉、生の骨、内臓、そして胃の中の植物、これらが肉食動物に必要なものです。 その他に卵もありますね。

 

 

■生肉■

この食物グループは主に、プロテインのためであり、牛、魚、鳥類、羊、そしてウサギなどの肉、内臓が含まれます。

与える時は、赤身の肉の部分を、内臓よりも多めにすることです。 また、生卵を週に数回与えることも望ましいです。 魚もいいのですが生のサーモンだけは避けるように。

鮭中毒になる動物が多いからです。

 

 

生肉によるバクテリア中毒の心配は必要ないと思われます。

犬たちの消化システムは何万年前から生肉で必要な栄養素を摂取するように出来て今日に至っているのですから。 彼らの消化システムは短時間、強酸性で、バクテリアをうまく処理できるのです。

 

実際、良いバクテリアが悪いバクテリアを殺し、動物たちの内臓を守る役目さえしています。

サルモネラ菌、コレラ菌等は実際色々なものの表面に付着しており、あなたのペットたちは常にこれらと接触があるのです。 サルモネラ菌は、何と市販のペットフードにすら見られます。

バクテリアは人間と比較し、強い抗体システムを持つペットにとって何ら問題にはならないし、又、生食を摂取するように自然と作られている体を備えています。

 

 

生肉、魚、卵は以下の成分を含有しています。

 

 

●  アミノ酸、プロテイン              ●リン              ●酵素              ●マグネシウム

● 抗オキシダント                     ●鉄分            

●ヴァイタミンA,C,D,E,K、B1,B2, B3、B5、B6、B12

●ビオチン                              ●ポタジウム     ●クロミウム       ●銅

●セレニウム                           ●サルファー     ●脂肪酸           ●カルシウム

●ジンク                                  ●コエンザイムQ−10

 

 

■生骨■

与える時に一番大切なことは生で与えることです。

骨は加熱調理することにより、その分子構造が変化し、裂けて先が鋭利になり、大変危険なだけでなく、消化に負担がかかるようにもなります。

 

 

野性の犬族たちは常にこの生の骨を大きな栄養素の一つとして摂取しています。

生の骨はいわゆるのボーンミール=調理加工された肉製品 とはまったく異なり、 ボーンミールはより多くの鉛を含有するだけでなく、栄養素的には生の骨にかなうすべもありません。

 

 

生の鳥の首骨、 手羽、背骨は犬たちに大変向いていると思われます。

これらの生骨は適切なカルシウム源であり、他の栄養素も多大に含有してるからです。

鳥の首の骨を与える時は、脂肪が多くついていることがあるので全部取り除く必要はありませんが、2/3くらいの量の脂肪を取り除くことが望ましいです。

 

 

骨付き生肉はアミノ酸、プロテイン、必須脂肪酸、ファイバー、酵素、抗オキシダント、ミネラルなどを多く含有し、まさに ”Species-appropriate diet" なのです。

それだけでなく、あなたの犬たちの大好物ですので、喜ばせてあげることも出来ますね。


■生野菜■

ジャガイモなどの地中の野菜類は絶対に青いもの(未成熟なもの)やスプラウト類の目を与えてはいけません。

ガーリックはほんの少しの量なら大変体に良いとされています。

フレッシュなものだけを使用して下さい。 また、ジンジャーもエンザイム(酵素)と各種の炎症を押さえる薬効成分を含有していますので他の野菜類に少量混ぜて与えるのに大変有効な野菜です。

 

 

野菜類を与える時はバラエティーに富んだ内容で行ってください:地上野菜(葉野菜) と地下野菜(根野菜)でうまくコンビネーションを付けることが大切です。  たとえば、人参、スイートポテト、ブロッコリー、 パセリ、ジンジャーをミックスするなど。

葉野菜のみ、や 根野菜のみに偏ることは好ましくありません。

アイスバーグレタスはほとんど犬たちに必要な栄養分が含まれてないので与える価値はありません。 ダイオウやねぎ類はもちろん絶対に与えてはならないものです。 また、しゅう酸を多大に含むほうれん草やチャード(クダン草)はたまにならいいのですが、毎日与えるとカルシウム摂取の妨げとなります。

アブラナ科の野菜類 − ブロッコリー、キャベツ、ケール等)はあまり連続して与えすぎると甲状腺機能を低下させる恐れがあります。

 

 

色々な種類の野菜類をローテーションして与えることさえ気をつけていれば大大丈夫です。 また野菜類の過剰な摂取は好ましくありません。 犬たちは草食動物ではないのですから。 多大な量を与えすぎると下痢を起こしやすくなりPHバランスが崩れてしまいます。

 

 

大切なことは、犬に与える時には、必ず消化しやすい状態にフードプロセッサー、ブレンダー(ジューサーミキサー)などで、細かくしてあげることです。

人間のように大臼歯ですりつぶすことが出来ないのでせっかくの野菜の栄養素が吸収されないで出てしまうのを防ぐ為です。

 

 

生野菜は次のような栄養素を含んでいます。

 

エンザイム(酵素) カルシウム 抗オキシダント
クロミウム βカロチン
繊維質 マグネシウム
ヴァイタミン A, B1, B2, B3, B5, B6, C, D, E, K
ポタジウム シリコン モリブデン
PABA サルファー セレニウム

 

■エキストラとして...■

 

●ケルプ&アルファルファー

この二つのコンビネーションはその栄養素と薬効により最高のエキストラで与えるサプリメント的なものとなります。

 

 

アルファルファーヴァイタミン A, B1, B3, B5, B6,  B12, C, D, E, K, U, カロチン、ビオチン、カルシウム、リン、ポタジウム、マグネシウム、鉄、ジンク、プロテイン、ファイバーを含んでいます。

抗バクテリア類、(たとえばサルモネラ菌など)の薬効成分、また、がん細胞の増殖を防ぐプロテインを含有していることで知られています。

アルファルファーはトキシン毒を中和し血液の異常を正常化し、また、糖尿病潰瘍などにも効果があるとされています。

 

 

ケルプヴァイタミン A, B1, B3, B5, B6, B9、 B12, C, E、 それにジンク、ビオチン、ブロミン、カルシウム、銅、ポタジウム、セレニウム、ソヂウム、サルファーそしてファイバーを含有しています。

 

 

ケルプとアルファルファーは共に密着し、体内にある発ガン性物質、放射線の毒性の中和に努める働きがあります。

 

 

質は大変大切で、人間に適した高品質のものーオーガニックで育てられたアルファルファーでなければなりません。 アルファルファ-の大変深い根は多くの土の中を通ってその表面から影響を受けているから、良い土で作られたことがとても大切なのです。

ケルプは綺麗で冷たい深海からのものでなければなりません。

 

 

ベストなのは、どちらもパウダー状にし50%づつ混ぜて、密閉容器に入れ、冷暗所に保存することです。 この半々の量が混ざった状態がペットの体内で広範囲に健康的な栄養素を配置することを可能とし、完璧なヴィタミン、ミネラルのサプリメントとしての働きが出来るのです。

 

 

●必須アミノ酸

体内のすべての細胞は、健康な皮膚、毛、関節や心臓を維持する為にEssential Fatty Acid (EFA - 必須アミノ酸)を必要とするのは言うまでもないことです。

EFAは熱を加えられることなく生の状態で与えられることが条件である。

熱、ライト、空気がEFAをトランス脂肪酸に変化させてしまい健康に大変危険な物質 - トキシン:免疫システム、生殖能力、心肺機能、肝臓機能を低下させることが研究により明らかにされています。

 

 

EFAを含有するよいソースは:

魚、魚のオイル、鳥肉、 ベジタブルオイル、ケージ飼いではなく自然な野菜類を食べて育った鶏からの卵

----これらの食物から正統なオメガ3脂肪酸が得られるのです。

 

 

ベストなのは、高品質の魚オイルからのオメガ3脂肪酸を与えることであるがフラックスシードオイルもそれに次いで優れたものです。

亜麻油はオメガ3のみならず、オメガ6も含有しているのでお勧めです。

 

 

いづれにせよ、オイル類は最高級品質のものを求めることが大切であり、保存にも気を使わなければなりません。 オーガニックのもので、科学的に処理されてないものを買い求め、また製造年月日を確認する事も大変重要です。

熱にかけては絶対いけませんし、味見して苦味を感じるようならそれはもう使用しないで下さい。 必ず濃い色のビンに入れ冷暗所に保存してください。

 

 

魚やヴェジタブルオイルがオメガ3と6を含有するのに対し、タラのレバーオイルはそれに加えて、ヴァイタミンA,とDをも含有しています。 ヴァイタミンAとDは脂溶性ヴァイタミンの為、タラのレバーオイルは大量に与えてはいけません。 使用量がどうしても少なくなり勝ちなので、保存は冷蔵庫で、使用前にはやさしくビンをシェークしてからにして下さい。 決して蓋を開けぱなしにしたり、室温に置いたままにしないように。

 

 

●ヴァイタミンC

犬猫はヴァイタミンCを体内で作れると言われていますが、ストレスや有害物質の多い現代社会の中で犬ネコたちも十分なヴァイタミンCを製造することが難しくなっています。 このヴァイタミンCにより抗体システムの強化、コラーゲンのサポートがなされており犬猫にとっても大変大切な栄養素のひとつです。

フルーツや野菜、内臓肉から摂取することが出来ます。

 

 

サプリメントで与える時は、混ぜものや甘味料(糖衣錠)で無いものを必ず求めてください。 パウダー状のものが与え易くてよいでしょう。

”Bowel Tolerance" これがベストな与え方です。

最初、インストラクションにある量よりも少なめを与えてみて、軟便にならなければもう少し増量すること。 なぜならばヴァイタミンCは水溶性ビタミンなので便を柔らかくしてしまうからです。

くれぐれも少量から初めて徐々に量を増やして行って下さい。

またストップしたい時は急激に与えるのをやめるのではなく、徐々に量を減らしていく事も大切です。

 

 

★訳者注: Bowel(腸)  Tolerance(耐える、ここでは許容範囲の意)

 

 

 

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